チアリーディングチームPHOENIXについて
過去3度の世界大会出場経験を持つ、東京を拠点に活動する日本最大級の社会人チアリーディングチームです。メンバーは全員で約60名。高校生から30代まで男女問わず幅広い年齢層のアスリートが、「世界大会入賞」というチーム目標に向けチャレンジしています。
▲女性メンバーは約30名。チアリーディング経験者以外にも、体操経験者(や、ブランクがあった人など)が所属しています。
▲男性メンバーは約15名。一部早稲田大学男子チアリーディングチームSHOCKERSや明治大学男子チアリーディングチームANCHORS等のメンズチア出身の経験者も在籍していますが、大半はPHOENIXでチアリーディングを始めた初心者でした。
略歴・活動実績
2010年:結成
2013年:地区予選優勝 全国大会3位
2013年:ICUアジアオープン出場日本代表内定
2014年:ICU&Cheer World出場
2014年:Japan Open優勝 Japan Openパートナースタンツ部門準優勝
2015年:東アジア選手権チア部門10位 パートナースタンツ部門入賞
2015年:Japan Open優勝
2016年:ICU出場 日本代表内定
2017年:Japan Open準優勝
2018年:リージョナルズ東京大会優勝 ナショナルズ全国大会優勝
2019年:Cheer World 8位入賞
2020年:リージョナルズ東京大会優勝
PHOENIXが目指すところ
PHOENIXの設立
PHOENIXは2010年に『世界に通用する男女混成チアリーディングチームを作ること』を理念として立ち上がりました。
初めはチアリーディング初心者ばかりが集まり、数人で練習に励んでおりました。仲間達とチアリーディングをすること自体とても楽しく充実した日々を過ごしていました。
しかし、大会に出ても勝つことができない。
勝つことができないばかりか、予選すら突破することができない日々が数年間続きました。
壮大な理念とは裏腹に日本予選も突破することができない、PHOENIXの苦しい時代でした。
PHOENIXの躍進
・何を練習したら良いのか分からない
・どうしたらうまくなるのかが分からない
分からないことばかりならば、自ら行動し変化を起こす。
勝てない時代が長かったからこそ選手一人ひとりの勝つことへの枯渇がPHOENIXを大きく変化させました。
練習システムの抜本からの改革
スコアシートの分析
リクルーティングのシステム化
経営的観点からの組織改革
インターネットを利用した海外チームとの連携
など、自分達が出来ることを徹底的に洗い出し『勝つこと』に全勢力を注ぎました。
ありがたいことに結果はしっかりとついてきました。
国内大会での優勝
海外クラブチーム大会での入賞
国際大会への出場
など
多くの方の支えのもと、ありがたいことに設立当初から理念として掲げたこと全てをこれまで叶えてきました。
これからのPHOENIX
私達、PHOENIXは世界一のチアリーディングチームを目指します。
PHOENIXのチームの中から世界チャンピオンを必ず輩出します。
PHOENIXの選手の中から海外で活躍する選手を今以上に輩出します。
日本のチアリーディングは、世界と比較するとまだまだ発展途上です。
しかし、発展途上だからこそ可能性に満ち溢れてます。
『日本人は強い』
『日本のチアリーディングは素晴らしい』
このように世界中から思われたいとは思いませんか。
私は、激しく思います。
だからこそ、私たちはこれからも更なる高みを目指して歩み続けます。チアリーディングを通じて日本中に感動と希望を与えられるチームになります。
私達PHOENIXはチアリーディングを愛するすべての方と日本のチアリーディングの地位向上のためこれからも尽力致します。
これからも皆様からのご指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年 吉日 一般社団法人代表理事 内田雄介
競技チアリーディングについて
競技チアリーディングとは
チアリーディングとは、人を積み上げるスタンツ、ピラミッドやアクロバティックなタンブリング、ジャンプ・ダンス・コールなどで構成された、ダイナミックなチーム競技です。
2分30秒という競技時間の中で、技の難易度や完成度、エネルギーや笑顔を表現する、まさに『笑顔の真剣勝負(仮)』です。
日本では“ポンポンを持って応援する”ような「女性がやる競技」というイメージが強いチアリーディングですが、ワールドスタンダードは男女混成です。
世界大会に行くと、なんと男性のプレイヤーもたくさんいます。
チアリーディングの構成
①スタンツ
2人〜5人のグループで作る組体操のような技を表します。基本的には、人の上に一人の人が乗る2層までをスタンツと呼びます。
②ピラミッド
複数のスタンツが結合したり、スタンツの上にさらにもう1人乗り3段目まで作る技。ピラミッドと呼びます。チアリーディングの演技の中でも特にチームワークを必要とされます。
③タンブリング
いわゆる体操の床技のことを指します。タンブリング技をする前に助走をし、勢いをつけてから始める“ランニングタンブリング”と、助走なしで立ったところから始める“スタンディングタンブリング”の2種類から構成されます。
④ジャンプ
チアリーディング独特の動きで、“トータッチジャンプ”、“パイクジャンプ”、“フロントハードルジャンプ”など、数多くの動きがあります。全員で動きがそろっているかはもちろん、いかに足が高く上がっているか、手の位置はみんな揃っているかが重要です。
④ダンス
一人ひとりのスキルやキレ以外に、その振付にも注目が集まります。動きにアップダウンが多いことやフォーメーションチェンジが盛り込まれていること、といった視覚的効果をより見せられるかが重要です。